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Category: 設計システム

【顧客事例:Marine Design and Consulting様】革新的なエコ船舶設計の推進にNAPA設計ソフトウェアを利用

MDC社はNAPA設計ソフトウェアを使用し、3Dモデリング、復原性計算を行うことで、効率的かつ正確に多様な船舶を設計し、複雑なクリーン・テクノロジーの改造プロジェクトで顧客をサポートしています。  背景  Marine Design and Consulting 社 (MDC)は、数十年の経験を持つ熟練の造船技術者のグループによって2015年に設立されました。 MDCは設立以来、タンカーやバルカーなど、さまざまな商船の船舶設計や船舶工学を支援してきました。MDCは、Sea-Cargoプロジェクトなどのクリーンテクノロジーによる改造プロジェクトの設計に携わることで、海運の温室効果ガスのネットゼロへの移行を支援しています。  MDCは、複雑な造船工学を支援する設計プロセスにおいて、設計ツールとしての効率性と柔軟性から、NAPAを使用しています。MDCは特に、形状モデリングと船舶復原性の計算のためにNAPA設計ソフトウェアを導入しました。  挑戦  MDCは、革新的な設計プロジェクトのサポートのために、3Dモデリングのソフトウェアを必要としていました。そのソフトウェアは、さまざまな商船の設計や、クリーンテクノロジーの改造プロジェクトをサポートするために、非常に柔軟でカスタマイズされたものである必要がありました。  MDC社の造船技術者達は、2015年の設立時に船舶設計ソフトを選定する必要がありました。NAPAを選定した理由は、彼らが設計NAPAシステムを熟知し、高く評価していただけではなく、その多様で複雑な設計プロジェクト対応できる可能性と時間短縮が可能であるためです。    具体例を挙げると、Norsepower社の傾斜型ローターセイル2基の搭載と蓄電システムの設置によるSC Connectorの改造設計をSea-Cargo社から依頼されました。この種のプロジェクトでは、船舶復原性に関する船級規則や規制がまだ定められていないため、MDCは復原性計算の方法と使用すべき復原性の要件を決定するために役立つソフトウェアを必要としていました。このプロジェクトの第一段階では、MDCは船級協会であるDNVと規制や復原性の基準について、またNorsepower社とはどのような風力条件を適用すべきかについて、それぞれと緊密な対話を開始しました。このプロジェクトの成功は、船体や支持構造の有限要素解析など、広範囲に及ぶ船舶工学が重要になってきます。また、基礎や傾いたローターセイルは、船体運動や慣性荷重、極端な風や海の負荷の解析や計算結果を入力し、正確な予測が必要でした。  多くの関係者が議論に参加し、設計プロセスも真新しく定まっていなかったため、MDCは効率的で正確かつ柔軟な設計ソフトウェアを必要としました。  NAPA Solution  MDCの造船設計者達は、前職で20年以上NAPAと仕事をしていました。NAPAはMDCと緊密に連携し、形状モデリングと船舶復原性計算からなるカスタマイズパッケージを提供し、ビジネスの設計ニーズに応えました。  NAPAの迅速な対応、専門知識、設計ソフトウェアのプログラミング品質により、MDCの革新的な設計プロジェクトのすべてを実現することができました。特にSea-Cargo社の設計プロジェクトでは、NAPAの技術者が、ローターセイルの設置や安全な運用のために考慮すべき規則や、高度な設計計算の定義づけを支援しました。  ローターセイルに関する方法論と計算は、安全な船舶復原性を示す十分な根拠となり、DNVにも認められました。設計NAPAシステムを使って、MDCは世界初の傾斜可能なローターセイル搭載の設計を行い、同性質のプロジェクトに新標準を設定することができました。また、NAPAはその専門的な知識を活かし、プロジェクト期間中にMDCにコンサルティングを提供しました。  MDCは、今後も設計NAPAシステムを活用し、画期的で新しい設計プロジェクトを進めていきます。環境規制の強化に伴い、船舶設計が進化し、新しい技術を展開するために設計も新しい領域に入っていく中で、柔軟で、信頼性が高くかつ迅速で、専門家のサポートを受けられるソフトウェアを設計者が使用することが、これまで以上に重要になっています。  「私は、造船技師として20年以上NAPAを使用してきました。NAPAは、無限の可能性を秘めた高度なソフトウェアです。 NAPAを使用することで、MDCのような小規模な設計会社が革新的な設計を実現する大きな可能性を秘めています。Sea-Cargo社との設計プロジェクトにおけるNAPAのサポートは、レスポンスの良さと、新しい課題を『掘り下げ』、解決策を見出そうとする意欲の両面において、非常に優れたものであった。」 – Marine Design and Consulting AS社  Senior Naval Architect and Partner, Leif Helle Becker氏,     結論  NAPAの緊密なパートナーシップと機動的な設計システムにより、MDCは革新的で画期的な設計プロジェクトを完成させることができました。また特筆すべきは、Ro-Ro船に傾斜可能なローターセイルを設置したSea-Cargoのプロジェクトでは、それまで定義されていなかった船舶復原性の新基準を設定するためにMDCをサポートしたことです。    お問合せ先: NAPA Japan株式会社 T: 078 325 2160 E: japan@napa.fi 

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NAPA Release 2021.2

新しいNAPAリリースが公開されました! 2021年の2番目のリリース、 NAPA 2021.2をリリースしましたことをお知らせします。今回のリリースでは、さらに品質、パフォーマンス、使いやすさの向上を図っております。 ソフトウェアの全ての更新内容は、インストーラーと一緒にお届けする「NAPA Release Notes 2021.2」にてご確認いただけます。 品質とパフォーマンスの向上  NAPAが最も大切にしている価値観は、reliability first (信頼性第一)です。 信頼性の高いソフトウェアソリューションは、海事産業において高い安全性基準を維持するための重要な要素であり、ユーザー要求の核心となることも少なくありません。  NAPA 2021.2リリースでは、機能面の開発に加え、NAPA、NAPA Designer、NAPA Draftingにおいて、数百に及ぶ個別の改善・修正を行いました。そのうち150以上のアップデートは、ユーザーからのフィードバックに基づき、品質、使いやすさ、性能の向上を目的として開発されたものです。NAPA 2021.2リリースノートには、最も関連性の高い改善・修正点が記載されておりますが、その中でも特に注目のアップデートを以下に紹介します。  確率論的損傷時復原性計算機能  最終結果に含めるケースの選定を最適化したことにより、SOLAS2020に基づく損傷時復原性計算の計算に係る時間が短縮されました。特に並列計算機能を使用し、効果は、PROB ManagerとStatutory Compliance Managerにおいて SOLAS2020に基づく損傷時復原性計算を行うことでその時短効果を享受頂けます。従来の並列計算を使用しない計算でも時短効果はございます。この改善で、計算時間を約25%短縮することができます。この改善は、SOLAS2009に基づく計算時間には影響しません。また、次のリリースでは並列計算のさらなる性能向上を予定しています。  また、到達区画指数(Attained Index)の合計に貢献するケースについて生成される水密・風雨密の限界面(最大水位の包絡面)を生成する処理速度も改善されました。この限界面は、現状計算された到達区画指数を満足するための、非保護開口及び風雨密開口の最低高さとして使用されます。時短効果は区画外の海水面の生成に対して最大75%、区画内のLocalな限界面の生成に対して最大50%に達します。 マネージャーアプリケーションの改善  いくつかのマネージャーアプリケーションは、エラー修正を幅広く追加することで改善されました。多くのアップデートは、アプリケーションの使い勝手を向上させたいというNAPAユーザーからのフィードバックを受けて行ったものです。また、200を超えるアプリケーションのマイナーアップデートを行い、特に使いやすさと品質の継続的な向上に努めました。  流体静力学と復原性計算  NAPA Designerは、復原性計算に使用する開口の表示・定義を行うツールを搭載しました。3次元の船型・区画モデルと一緒に開口の表示が可能です。この機能は、エアパイプやクロスフラッディング装置など、非損傷時および損傷時復原性計算に利用されるほとんどの開口(種類)および配置をサポートします。この新しい定義ツールにより、より直感的に復原性計算に使用する開口の定義を行うことができるようになりました。  NAPA Steel 構造モデリングの改善  NAPA Steelの機能がアップデートされ、モデリング精度と効率性を向上させるための多くの役立つ機能が追加されました。新しいリリースでは、サーフェスオブジェクト、スティフナー、開口のモデリングの改善など、多くのアップデートが含まれています。  例えば、新しい ”割り当て機能” の追加により、複数ユーザー環境のモデリングが大幅に改善されました。このツールの主な目的は、オブジェクトが同時に編集されることを防ぐことです。このツールは、アレンジメント内のオブジェクトのロックや使用制限はしませんが、モデルの同時編集をユーザーがコントロールしやすくし、オブジェクトの定義が意図せず更新されることを回避できます。   有限要素メッシュ(FEM)  FEMの主な改良点は、スティフナー、メインオブジェクト、メッシングのサポート機能などのアップデートが含まれています。 例えば、メインオブジェクトをビーム要素、スティフナーをシェル要素として理想化することができます。また、ブラケットスティフナーは、さまざまなオプションでモデルに含めることができます。  インターフェイス  DNV Nauticus Hullの規則計算インターフェイスは、NAPA Designerの標準機能のベータ版として提供されています。OCXインターフェースと合わせれば、構造強度規則の反復計算をNAPA Designerから離れることなく実行可能になりました。 NAPA DesignerとNAPA DraftingのCADコンポーネントセクション  NAPA Designerは、インポートしたCADコンポーネントの断面を生成するようになりました。また、同じ情報をNAPA Draftingで直接利用することもでき、図面にCADコンポーネントの2D断面を追加することも可能です。  機能全般  […]

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【顧客事例:DORIS Engineering SAS様】 NAPAの柔軟性とスピードで業務改革を実現

海洋構造物の設計のスペシャリストであるDORIS Engineering SAS社は、NAPAソフトウェアを使用して設計プロセスを加速させ、顧客に競争力のある技術サービスを提供しています。    日本語で詳細をご希望の方は、下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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【オンライン実施】NAPA Steel合同基礎トレーニング

トレーニングへお越し頂く皆さまの安全確保、ならびにお客様への安定したサービスの継続的な提供を目的とし、本トレーニングはMicrosoft Teams を利用したオンライン形式により実施を致します。 システム要件など詳細は以下案内をご覧ください。 ■開催日 2022年7月11日(月)~15日(金) (1, 2, 4, 5日目 9:00 ~ 16:00 / 3日目のみ 9:00 ~ 12:00) 計5日間 ■講師 林 普生(NAPA Japan株式会社) ■対象 NAPA Steel未経験の方 NAPA Steel既存ユーザーの方で、NAPA Designer/NAPA Draftingによる操作方法を学ばれたい方 NAPA Designer/NAPA Draftingを用いた効果的なNAPA Steelの運用方法を検討されたい方 ■概要 NAPAシステムの基礎からNAPA Steelによるモデリング及びデータ出力基礎の習得を目的としたトレーニングコースです。 NAPA Designerを用いて板部材から骨・ブラケットなどの構造部材のモデリングした後、そのモデルから各種情報の取得やFEMモデルの作成、NAPA Draftingによる図面作成などを行います。 トレーニング最終日は、新しくなったNAPA Steelをより効果的に運用いただくため、各種ライブラリのカスタマイズの説明 (一部は概要のみ) やNAPAマクロを用いた簡単なモデリング自動化の紹介を致します。 ■内容 【Day 1】 NAPA Steelの概要、NAPA Designerの基本操作、板部材のモデリング 【Day 2】 板部材のモデリング(続き)、構造部材のモデリング 【Day 3】 […]

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【オンライン実施】外板形状フェアリングトレーニング

この度、弊社ではNAPA、またはフェアリング作業(計画線図または建造線図)のご経験をお持ちの方を対象とした「NAPA外板形状フェアリング・トレーニング」を開催致します。 トレーニングでは、NAPA Designerベースの船型モデリング機能の詳細、操作も内容に含んでおります。 新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、トレーニングへお越し頂く皆さまの安全確保、ならびにお客様への安定したサービスの継続的な提供を目的とし、本トレーニングはMicrosoft Teams を利用したオンライン形式により実施を致します。 ■開催日 2022年1月27日(木)~28日(金)(2日間) Day1  10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩) Day2  10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩) ■講師 遥山 誠(NAPA Japan株式会社、カスタマーサービス担当) ■対象 NAPAの基本的な操作のご経験をお持ちの方 又はフェアリング作業(計画線図又は建造線図)のご経験をお持ちの方 ■概要 外板形状のフェアリングに焦点を当て、NAPAを用いた船型モデルの効率の良い編集方法等を習得して頂くことを目的としております。 トレーニングでは解説と演習が交互に進められます。 トレーニングでは船型モデル編集ツール、”Hull surface editor”及びNAPA Designerを使用いたします。 その他便利機能/コマンド、マクロを使用したフェアリング作業の半自動化例などもご紹介致します。 ■内容 【Day 1】 ・NAPAでの船型データの成り立ち ・船型定義の方法(パッチサーフェス、NURBSサーフェス) ・Hull Surface Editorの効率的な使い方 ・外板形状フェアリング ・端部R処理 【Day 2】 ・フェア度の品質チェック ・外部データへの出力/外部データからの取り込み ・船型変更(全体変形、局部変形) ・より効率的な使い方(マクロを使用したフェアリング作業の半自動化例) ■費用 1人8万円(消費税別) (本トレーニングについてはDay1からDay2へ連続した内容となるため、各1日のみの部分参加は承っておりません。予めご了承ください。) ■定員 定員: 通常5名程度 ※定員になり次第締め切らせて頂くことがございます。予めご了承ください。 ■お申し込み方法 下記リンクページより必要事項をご入力頂き、お申し込みください。 お申込み締め切りは2022年1月14日(金)です。 お申し込み頂いた方には,後日詳細をご案内申し上げます。 お申込みリンク:https://response.questback.com/napaoy/d6m07lch4g ■システム要件等 本トレーニングはMicrosoft […]

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NAPA Virtual Seminar Japan 2021

2021年12月1日(水)~ 2日(木)にNAPA Virtual Seminar Japan 2021 を開催致します! 今年は初めてオンラインでの開催ですが、従来の NAPA User Seminar Japan にできるだけ近い形で皆様にお楽しみ頂けるよう、ウェビナー形式の講演+Q&Aに加え、バーチャルの場でご参加の皆様がフランクに交流できるコーナーも設けております。 皆さまのご参加を、NAPAスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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【オンライン実施】マクロ・マネージャトレーニング(線図・復原性)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、トレーニングへお越し頂く皆さまの安全確保、ならびにお客様への安定したサービスの継続的な提供を目的とし、本トレーニングはMicrosoft Teams を利用したオンライン形式により実施を致します。 ■開催日 2022年5月17日(火)~20日(金)(4日間) Day1 10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩) Day2 10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩) Day3 10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩) Day4 10:00~17:00(12:00~13:00昼休憩)   ■講師 遥山 誠(NAPA Japan株式会社、カスタマーサービス担当)   ■対象 NAPAの基本的な操作をお持ちでNAPAの効率化を目指す方。 ※目安: NAPA経験年数 2~3年以上。 ■概要 NAPAマクロの基礎を中心に、マネージャーの構成までを習得して頂くことを目的としております。トレーニングでは解説と演習が交互に進められます。 実用的なマクロ・VARDEF Editor・マネージャーの作成やNAPA標準マクロのカスタマイズを演習を交えて学んで頂くことができます。 受講後には簡単なNAPAマクロ等を使った業務改善ができるレベルとなることを目標とします。同時にNAPAシステムの高度なカスタマイズを行うための基礎的内容にもなります。 ■内容 【Day 1 – NAPAマクロ基礎】 ・便利なコマンドの用例紹介 ・マクロを構成する要素(変数、配列、NAPA Basic)の解説 ・線図、復原性に特化したマクロ演習 【Day 2 – NAPAマクロ基礎(続き)】 ・マクロを発展させる要素(関数、テーブル)の解説 ・線図、復原性に特化したマクロ演習 【Day 3 – NAPAマクロ応用】 ・DOCタスク(DOCマクロを使ったレポート出力) ・マクロ変数を可視化するVARDEF Editorの解説、演習 【Day 4 – NAPA Managerの仕組み解説・演習】 […]

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【顧客事例:現代重工業様】3Dによる構造設計プロセスの革新の取り組み

NAPA Steelの導入により、設計者がより機敏で洗練されたプラットフォームで共同作業を行うことで、設計プロセスを効率化します。  (写真下)提供:現代重工業  Background:背景と概要  2016年、世界最大の造船所である現代重工業(HHI)社は、3Dモデルに基づく船舶構造設計ツールであるNAPA Steelを構造設計部門に導入しました。 これはHHI社にとってパラダイムシフトであり、2D図面ベースのプロセスからの移行を促進するものでした。NAPA 3D構造モデリングの直感的な操作性により、ユーザーは船舶全体に対して1つの柔軟な3Dモデルを作成することができました。HHI社は、船級協会の規則チェック、承認図面の作成、FEモデルの作成、重量計算、その他多くの業務など、構造設計プロセス全体で、これらの3Dモデルを活用しました。  NAPA 3Dモデルと構造設計の各種データや図面を連携させることで、設計品質が向上するとともに、共通情報の共有化や更新作業の簡素化により、人的エラーの発生確率が減少しました。  Challenge:課題 それ以前のHHI社の設計プロセスは、従来的な2Dアプローチに基づいていました。このアプローチでは、2D図面が異なる関係者間の情報共有の中心的役割を果たしていました。例えば、規則チェックやFEモデルの担当者間の手作業による情報交換を、2D図面が仲介していました。    このプロセスは親しまれ、長年の実績がありました。しかし2016年、HHI社は、世界中の他の多くの造船会社と同様に、変化する規制や進化する船主要求に応じるために、まったく新しい船の設計を行い、設計プロセスを一新しなければならない状況に直面しました。そのためには、より高度な設計ソフトウェアが必要となりました。 NAPA solution:NAPAによる解決策  長い評価期間を経て、 NAPA Steel は大きなメリットをもたらしました。  1つの統合されたデータベース  重量、塗装面積、溶接の長さなど、あらゆる船体情報を含む  すべてのユーザーが同じ情報を利用できる   FEモデルと船級ソフト用の入力データの抽出が容易である  承認図面の作成が容易である  柔軟なモデル  設計パラメータ、船型、フレーム間隔、主要部材を簡単に変更できる  最適な船体構造の設計のための設計案を素早く検討できる  情報共有  他部署での3Dデータの利用が可能である(詳細設計、艤装設計など )  複雑な構造を直感的に理解できる3Dビューワ  設計プロセスへの対応  柔軟な設計ツールにより、契約前の段階で3Dモデルの作成が可能である  船の契約交渉時に、重量推定などに活用できる Results:成果 2016年に実施されて以来、NAPAとHHI社は常に設計プロセスを見直し、改善し、NAPAの最も効果的な使用方法を共同で模索してきました。その結果、目覚ましい成果が得られました。  HHI社は、新造船プロジェクトにおいて、FEM、図面作成、船級計算にかかる貴重な設計工数を削減することができました。  具体的には、DNVの規則算式ソフトのための形状、板、骨材などの情報は、NAPAに切り替える前はすべて手作業で入力する必要がありました。NAPA Steelを使用すると、NAPA Steelモデルから規則計算用の断面情報をほぼ自動的に、最小限の修正で作成することができるようになりました。  同様に、2D図面ベースのプロセスでは、設計者が設計変更に伴う重量変化を見積もることは困難でした。これが今ではNAPA Steelで簡単にできるようになりました。  また、図面間の不整合を、より早く正確に解決することで、作業の質も向上しました。更に、次の設計段階(詳細構造設計)に正確な設計情報を伝えることができ、詳細設計からの改善やフィードバックの反映が容易になったことも、NAPA Steelの効果です。  結果として、これによりHHI社は3Dモデルベースの承認の実現に大きく近づきました。この承認方法は、造船所、船級協会、ソフトウェア会社から、船舶設計に不可欠な進化であると認識されています。最近、NAPAがICCASに寄稿した論文によると、3Dモデリング、2D図面、ルール計算、直接強度計算といった異なる段階で設計作業が分断されていることに起因する特有の問題があることがわかりました。設計者は、修正が発生するたびに、すべての段階で修正を行う必要がありました。同様に、構造設計者は各段階で異なるソフトウェアを使用する必要がありました。そのため、作業量が増えるだけでなく、複数人で違うソフトを使い分けて作業をしなければなりませんでした。また、3D CADモデルと規則チェック用モデルの間に不一致が生じていました。つまりは、構造設計者がプロセス全体を把握できなくなり、設計全体の最適化が困難になっていました。  Conclusion:結論 結局のところ、3D設計と2D規則チェックを分業して進める従来的な方法は、船舶設計者による設計の可能性を制限してしまうことになります。それは設計プロセスに不必要な摩擦をもたらし、別々のチームが別々のソフトウェアを使って別々のモデルに取り組むというサイロ化した作業を助長します。船は3次元の物体であり、それに合わせて設計や評価を行う必要があります。そして、3Dモデルベースの承認への移行は、これをはるかに容易にします。  3DモデルをHHI社の設計プロセスに完全に統合し、さらなる効率化を実現するには、まだ長い道のりがあります。現在の3D設計プロセスにおける課題のひとつは、船級協会や船主など他のステークホルダーが依然として2D図面を使用していることだとHHI社は考えています。図面は、未だ船主や船級協会からの設計承認の基礎となるものであり、しばらくは3D設計プロセスの中にとどまることになります。HHI社とNAPAは、3Dから簡単に図面が作成できることに加え、まずは船級協会と協力して、3Dモデルに基づく完全な承認プロセスを確立することを目指します。  HHI社は、3D設計プロセスのパラダイムシフトを加速させていきます。今後の道筋は明確です。3Dモデルベースの構造設計を採用することで、大幅な時間短縮とエラーの減少を実現し、HHI社はより合理的で強固な設計プロセスへの道を歩んでいきます。    HHI社の事例の概要  Background :背景 と概要  HHI社は、さらに複雑化する船舶設計に対応するため、よりダイナミックで機動的な3Dモデリングツールを求めていました。3Dモデルに基づく船舶構造設計ツールであるNAPA […]

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【顧客事例:Fincantieri様】一歩先を行くNAPA利用

FiFincantieri 社は、世界有数の造船所です。1995年以来、同社はNAPAを利用して設計プロセスを効率化してきました。長年培った弊社との協力関係をてこに、今日も技術革新を推進しています。 Fincantieri 社は、競争に打ち勝つために、18年間にわたりNAPA Steelをどのように活用してきたのでしょうか?     日本語で詳細をご希望の方は、下記よりお気軽にお問合せ下さい。

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NAPA Steelカスタマイズ トレーニング

【本トレーニングはオンラインにより実施します】 ■概要 NAPA DesignerとNAPA Draftingを利用すると、誰でも簡単に3次元構造モデルを作成して各種検討に活用できますが、各社のニーズに合わせたカスタマイズを行うと、より高度に、より効率よく、より快適に利用する事ができます。 本トレーニングでは標準化と自動化に関するカスタマイズを取り扱い、NAPA Steelを用いた業務の効率化、製品品質向上、ノウハウの仕組み化、生成物の均質化の実現を後押しします。 NAPA Steelを御社のニーズに合わせてカスタマイズし、より手に馴染む使いやすいツールとしませんか? ■各コースの開催日程 本トレーニングでは、カスタマイズ内容に応じて5つのコースを用意いたしました。 それぞれのコースは独立しておりますので、各社の需要に合わせて選択して受講して頂けます。 コース 日程 1 構造モデリングの標準設定 2022年夏頃 開催予定 2 独自のパラメトリック形状作成と Structure Libraryへの登録 2022年春~夏 開催予定 3 NAPA Draftingのカスタマイズと自動化 2022年夏頃 開催予定 4 NAPA Basicによる自動化 (仮題) 企画中 5 C#スクリプトによる自動化 (仮題) 企画中 午前、午後をまたぐ場合の昼休憩は、12:00~13:30です。 各コースの詳細(含 受講により行えるようになること、習得できる知識・スキル)は、【別紙A】を参照下さい。 オンライン固有のトラブルを想定し、少し余裕を持ったスケジュールにしています。ただし、更に予期せぬトラブルを考慮し、念の為に直後には予定は入れないようにして下さい。 1日目、及び2日目の終了後、知識のより深い定着を目的に宿題の課題をお渡しする場合がありますので、その時間もあらかじめ考慮下さい。(各 1時間程度) ■開催方法 Microsoft Teamsを用いたオンライン授業 ※トレーニングへお越し頂く方の新型コロナウイルスの感染防止、ならびにお客様への安定したサービスの継続的な提供を目的とし、本トレーニングはオンライン形式で実施致します。 ■トレーニング対象者 NAPA Steelの基本的な操作方法を習得済みの方で、以下の様なご要望をお持ちの方 NAPA Steelにおいて、業務の効率化、製品品質向上、ノウハウの仕組み化、生成物の均質化を実現したい 3次元構造モデルを、より正確に、より効率よく作成したい 誰が作業しても等しく均質なモデルを作成できる仕組みを構築したい […]

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