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Tag: Innovation

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第10回NAPAハッカソン:イノベーションを先導

人気のルームシェアプラットフォームAirbnb、AR(拡張現実)ゲームPokémon GO、船舶の効率性と安全性を向上させるユーザーフレンドリーなクラウドベースのソリューションNAPA Fleet Intelligence、3Dモデルから直接効率的に図面を作成するツールNAPA Drafting、そしてCloud Optimizationに共通するものは何でしょうか?これらはすべてハッカソンから誕生したという点です。 これらのサクセスストーリーは、試行錯誤と大胆なアイデアを奨励する企業の価値観に後押しされ、イノベーションを推進するハッカソンの計り知れない可能性を示しています。 次の画期的なイノベーションを求めて、私たちは2023年9月に再びNAPA スタッフに自由にアイデアを練る機会を設けました。賑やかなエネルギーに満ちた空気、青いTシャツを着て身を寄せ合うチーム、カチャカチャと音を立てるキーボード、大陸を越えてナパリアンをつなぐチームミーティング、そして自由に流れるアイデアとピザの匂い。第10回NAPAハッカソンの24時間が始まりました。 ハッカソンとは何か? ハッカソンの本質は、ハッキングのマラソンです。通常24時間か48時間という凝縮された時間枠の中で、現実世界の問題を解決するために少人数で構成されたチームが一堂に会して行う短期集中型のイベントです。 コーディングやソフトウェア開発はハッカソンにおける一般的なテーマですが、NAPA ハッカソンでは、経歴や専門分野に関係なく、すべてのNAPAスタッフが平等にイベントに参加することを歓迎しています。一度だけ、お客様にもハッキングに参加していただいたことがあります。ソフトウェア開発、ビジネス開発、新製品、サービスデザイン、新しい収益機会、顧客体験の改善、社内プロセス、または業務の取組みに関する革新や開発アイデアを考え出すことを目的としており、想像力(そしておそらく時間)が唯一の制約です。 NAPA ハッカソンは、私たちの組織にイノベーションとアイデアをもたらすためのプラットフォームであり、一つのチャネルです。ハッカソンに参加することは、共通の目標のために協力し合い、学び、知識を共有し、NAPA スタッフ仲間とのネットワークを広げ、楽しむことができる価値ある経験です!最も重要なことは、新しい革新的なプロジェクトを生み出す一員になれるということです。このプロジェクトは、より大きなものの基礎となり、NAPAのビジネスになったり、社内の業務やプロセスを改善したり、あなたのキャリアにとって魅力的なものにもなることでしょう。 勝利のアイデア 今年、第10回NAPA ハッカソンには11の勇ましいイノベーター・チームが参加しました。 各チームは24時間以内にアイデアを練り上げ、魅力的なプレゼンテーションを準備する必要がありました。アイデアを売り込み、聴衆のNAPA スタッフにそのコンセプトを説明して納得させるには、わずか5分という制限時間がありました。 すべてのプレゼンテーションを見た後、聴衆は優勝者に投票しましたが、正式な基準はなく、どのプロジェクトが最も優れているかを選ぶのは観客一人ひとりに任されていました。投票の際には、次のような条件も考慮されています: 有用性-このプロジェクトは顧客またはNAPAにどれだけの価値を提供するか? 「提供可能性」-どのくらいで提供できるか、あるいは使い始められるか?どれだけの工程が残っているか? 技術的達成度 – 重要な技術的問題に取り組んだか? 個性 – ユーザー・エクスペリエンスがそのプロジェクトを際立たせているか?プレゼンが上手かったか? NAPA ハッカソン 2023で 36% の票を集めた優勝チームは、Jaakko CarlstedtとEero Kahvaの!EXP NAPAでした。JaakkoとEeroはバーチャルAIアシスタントを開発しました。NAPAユーザーが一番喜んでくださることでしょう。 先述しましたが、今年のNAPA ハッカソンには、11チームが参加しました。参加者はプログラマーやマニアだけでなく、ピープル(人事)・チーム、マーケティングやセールス・チーム、デザイナー・チーム、サービス・チーム、研究開発チームなど、組織の様々な部門から、そして三大陸からNAPA スタッフが参加しました。今年のNAPA ハッカソンに参加した他の革新的なチーム、Ahoy – NAPAi、NAPA in the Clouds、FleetMind Fusion、Loading Unconditionally、Response Rangers、Rusting Data、Stabathon、Stranger Brinks、Team One NAPA、The FourCastersは、とてもクリエイティブなアイデアを出しました。もしかすると、そのうちのいくつかはさらに発展し、将来顧客へ紹介したり、社内で使用するかもしれません。それはまだわかりませんが! […]

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3D船級承認などで設計効率化 NAPA、船舶複雑化でデジタル活用不可欠に

日本・東京ー2023年10月5日 –海事プレス(ニュース ー 造船・船用)にて掲載された通り、NAPAのCEOのMikko Kuosaは弊社 代表取締役 水谷直樹とともに設計プロセスの効率化について、都内で会見を行いました。ぜひご覧ください。 船舶設計や運航システムを手掛けるフィンランドのNAPA社のミッコ・クオサCEOは、造船業が直面する課題として船舶設計の複雑化などを挙げ、「設計プロセスを効率化するツールを提供することで対応していく」と語る。設計効率化の一例として、船級協会による設計承認のプロセスを3Dモデルで行えるようNAPAが日本海事協会(NK)など各船級協会と開発を進めていることを紹介。これにより「設計プロセスが大幅に効率化する」と説明した。 3日に都内で開催した会見で、造船向け設計ソリューションの現状などについて説明した。 NAPAの3D設計システム「NAPA Designer」や「NAPA Steel」は船舶の構造設計や基本設計など設計の上流段階で幅広く使われており、新造船の95%がNAPAのシステムを設計で活用しているという。 設計効率化へ取り組んでいる一例が、船級協会の図面承認の3D化だ。船舶の設計がルールなどを満たしているかを確認するための船級協会の審査は現在、2次元(平面)の設計図面をもとに行われており、造船所が3Dで設計作業を行ってもいったん審査用に図面に転換する必要がある。3D設計が一般化する中、3Dモデルでの承認作業への転換が期待されているが、NAPAは設計と船級承認のデータ連携などに取り組んでいる。 また、船舶の実海域性能を設計段階から考慮することが重要性を増しているが、NAPAは性能シミュレーションなどの運航解析ツールも展開しているため、これを設計段階から組み入れることで、実海域でどのように船舶が性能を発揮するかを検討しながら設計することが可能になるとした。 船舶の複雑化と造船所の設計人員不足などが業界の課題となっているが、水谷直樹NAPAジャパン社長は「最近、特に構造設計の分野などでNAPAの導入・活用が以前に増して急速に広がっている。フロントローディング化が期待されており、設計の初期段階で課題をつぶして全体の工数を下げてクオリティも上げていかないと、対応できないとの意識になってきた」と説明。また、造船所によるコンサルの活用や、海運会社など複数企業と連携する例が増えていることについても「NAPAは95%の新造船の上流設計で利用されている『コモンツール』。同じツールを利用することでコラボレーションもしやすくなる」とNAPAが果たす役割を強調した。   *海事プレスから転載の許可を得ています。 海事プレス プレスリリース:https://www.kaijipress.com/news/shipbuilding/2023/10/178886/ PDF:<造船DX>3D船級承認などで設計効率化NAPA、船舶複雑化でデジタル活用不可欠に | 造船・舶用 | ニュース | 海事プレスONLINE(Kaijipress.com) 海事プレスURL :https://www.kaijipress.com/   関連記事 NAPAとClassNK、3D船舶設計承認プロセスを支援する新しいデータ連携機能をリリース   本件に関するお問い合わせ先:

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