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Tag: Safety Solutions

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NAPA Studiosを読み解く

  先日、私たちはNAPA Studiosの立ち上げを発表しました。NAPA Studiosは、NAPA の広範囲にわたるデジタル技術と海事専門知識を活用して、環境規制の強化やサプライチェーンの混乱、サイバーセキュリティなどの海運業界の差し迫った課題の解決に焦点を当てたグローバルなサービスです。この新しいサービスを通じて、海運業界がどのように利益を得ることができるのか、よくある質問を見てみましょう。  

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EUの画期的なCSRD報告指令を前に、海運のESG時代を読み解く

欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)と関連する企業サステナビリティ報告指令(CSRD)は、早ければ2024年1月に発効します。 ESG時代に成功するためには、企業はデータを最大限に活用して業務を最適化し、改善する必要があります。電子Logbookは、その実現を支援します。

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Anthony Veder社 NAPA Logbook導入で船上のレポート業務を容易にし、船隊全体の効率性と持続可能性を強化

電子ログブックはレポート業務を合理化し、船員の作業負担軽減と同時に、安全性と効率性を高めるための業務最適化に役立ちます。 2023年11月28日 ヘルシンキ, フィンランド:海事ソフトウェアとデータサービスのプロバイダーであるNAPAは、世界有数のガス船会社である Anthony Veder社と、次世代の電子報告およびデータ統合システムである NAPA Logbook を同社の所有船全隻に導入する契約を締結しました。船上でのデジタル化を強化することで、このパートナーシップは船員の報告を効率化し、同時により高い安全性と持続可能性向上に貢献します。

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客船カーニバル・クルーズ、データ主導による船舶運航の安全性・効率性確保に向けNAPAソリューションを導入

世界最大のクルーズ事業会社が、船上と陸上でクルーズの安全性と効率性を決定するためにNAPAのソリューションをどのように活用しているかご紹介します。  *based on passengers carried -NAPAのクルーズ船業界向けソリューションの詳細にご興味がある方はこちら– 今年初めに開催された NAPA Safety Summit 2023 で、 カーニバル・クルーズ社のFOCディレクターであるPiervalerio Vignola氏に、クルーズ業界で最大かつ最も技術的に進んだ運行管理センターが、NAPA の様々なソリューションから得られる運航データをどのように安全に活用し、運航業務最適化に向け取り組んでいるのか、インタビューを行いました。結果、一言で申し上げると「コラボレーション」でした。Vignola氏と彼のチームは、NAPAと協働し、最適なツールを構築、データを取得した上で、船陸間の意思決定の支援のための有意義で実用的な洞察力を取得できている、と話します。 以下は彼のコメントになります(編集抜粋): 適切なツール構築ためのコラボレーション 「当社にとって、最大の課題は、時に私たちがサイロ(縦割り組織)で仕事をしてしまうことでした。2014年にカーニバルに入社して以来、NAPAでは素晴らしい経験をさせてもらいました。船上で乗組員(オフィサー)をしていたとき、NAPAの製品を使い始め、また陸上復帰して以降、NAPAと直接取引をできる素晴らしい機会に恵まれました。そのため、船上での経験を生かして、どこを改善すべきかを見出すことができたのです。 そしてありがたいことに、私はNAPAのスタッフの方々と素晴らしい友好関係を築く機会を得たことで、協力関係を密にし、当社にとって有益なツールを構築できました。 実際には、企業の責任者のほとんどが、船上での業務経験がほとんどない陸上側の人間である事情があります。そのため、船上で何か新しいソリューションに遭遇しても、それが本当に運航業務精鋭化に寄与し、業務を楽にできるものかを陸上で示す機会がないのです。 ですので、経験を船陸間で共有できる能力がある当方を、NAPAにはいつも好意的に受け止めてもらっています。 そこには相互型の会話があります。NAPAは何かを作り、何かを売るだけのメーカーではなく、本当に問題を解決する良いものを作ろうという真の探究心が存在します。 データだけではない:意思決定と実用的な洞察力への支援 確かに私たちは毎日、テラバイト単位の大量のデータを収集しています。しかし、実際に利用しているデータの割合はごく僅かです。それは、こうした大量のデータ使用にあたり、一定の技術が必要にも拘らず、私たちは未だにデータをダウンロードし、古いスプレッドシートを使用する方法で、データの分析をすることに慣れてしまっているからです。 もちろん、TableauやPower BIを使ってデータを分析する専門家がいる部署もありますが、これからは、より多くの人工知能や機械学習を使って、すべてのデータを本当に有効に活用し、運航業者にフィードバックを提供していかなければならないと思います。実際に、航空業界の例を挙げれば、飛行機はパイロットによって操縦されているわけではなく、何かあったときのために待機しているにすぎません。クルーズ業界にとって、この例えは少し極端なかもしれませんが、今後の私たちの進むべき方向、あるべき姿なのかもしれません。船舶のケースでは、何か問題が起きたときに対応できる専門家を乗船させ、主要な仕事は機械により提案がなされるべきです。 私たちはより良い未来に向けて、環境配慮型の未来へ向けて正しい道を進んでいると実感していますので、今後やるべきことはたくさんあると思っています。」

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NAPAがドイツ に新拠点 “NAPA Software Germany GmbH”開設、 中欧での事業拡大と研究開発機能促進へ

当社のドイツ への進出は、世界の海事産業において主軸を担う市場の成長を支援するもので、安全性と持続可能な海事産業の維持に向けたデジタル・ソリューションを推進できる現地の強力な人材を確保し活用に繋がります。 フィンランド、ヘルシンキ2023年9月6日 – 海事産業向けソフトウェアとデータサービスを手掛ける世界的プロバイダーであるNAPA (以下当社)は、事業成長への支援と、中欧における研究開発(R&D)活動を強化に向けて、ドイツに新たな子会社となる、NAPA Software Germany GmbHを設立することを発表いたしました。 当社は、NAPA Germany (NAPA Software Germany GmbH)の設立により、同社は世界で最も重要な船舶保有国の一つであるドイツでの事業強化を目指し、また今回の移転により、商船、クルーズ船ほか、船舶設計・エンジニアリングの主要拠点である中欧地域の海運市場向けに、当社の事業の提供をより強化する予定です。 また当新拠点では、当社の研究開発チーム体制をより拡大し、データ分析、人工知能、ソフトウェア開発の専門知識を持つドイツの豊富な人材を活用できるようになります。 新拠点は、2015年より親会社である(一財)日本海事協会を通じて当社のビジネス支援に当たっているLars Nickelが、NAPA Germanyのマネージング・ディレクターとして今後、指揮を執る予定です。また、NAPA Software Germany GmbHは、中欧における約40年の伝統に基づき、当社グループにおける8番目の子会社となります。 NAPAのCEOであるMikko Kuosaは次のようにコメントしています。 「今日、海運業界では、各社の船舶事業、また同ビジネスにとって理にかなった方法で脱炭素化を推進するため、デジタル・ソリューションへの注目が高まっています。温室効果ガスの排出削減を求める海運業界への圧力が高まる中で、個船ごとの本船情報や運航データを活用した本船性能評価・解析を行うことで、船舶の設計から運航に至るまでの経済性・環境性能を良くし、脱炭素関連の新技術導入検討にも役立てることができます。当社では、海事とITテクノロジーの専門家で構成される有能なチームの活動により、この移行を牽引できることを大変誇りに思っています。 また加えてドイツでの新支店の開設により、より変化の激しい時代に脱炭素化とデジタル化の双方実現に向けたより積極的な取り組みを支援するため、お客様とより緊密な協力関係の構築が可能となります。ドイツは海運業の重要拠点であり、海運業に直接・間接的に関連する40万人の雇用があります。この地理的優位性が当社のチームを拡大する上で戦略的なメリットをもたらします。またドイツは持続可能性とDX化を重視する国でもあり、当社にとってはより自然な選択であり、この地域の技術および海事人材確保へ向けた道筋形成にも繋がります。」 さらに、NAPA Software Germany GmbHのマネージング・ディレクターであるLars Nickelは、次のようにコメントしています。 「当社、NAPAにとって新たな始動となり、この地域の既存顧客とより密接に協力し、事業開発と専門化の新たな機会を模索することができる新事務所を牽引できることをとても楽しみにしています。 NAPAでは、業界がより持続可能で効率的かつ安全な運営を行えるよう、優秀な人材の獲得に注力しています!ドイツには、当社がコミットできる様々な機会や優秀な人材が豊富に存在し、さらに活動推進が期待できる絶好の機会です。」   Notes to editors NAPAについて 北欧フィンランドに本社を置き、30年以上の歴史を持つNAPAは、船舶の設計と運航のためのソフトウェアとデータ・サービス提供で業界を牽引する企業であり、より安全かつ持続可能な、将来性のある海事産業を実現しています。当社は、海運、造船業向けに、デジタル・サービスの専門知識を兼ね備えた200名のプロフェッショナルを擁しています。NAPA は日本、韓国、中国、シンガポール、米国、ドイツ、ギリシャ、ルーマニア、インドで事業を展開し、グローバルを拠点に活動しています。 現在、新造船の90%以上が当社の顧客により建造されており、NAPAの船舶設計ソフトウェアは造船における世界的なデファクト・スタンダードとなっています。さらに、当社は客船の安定性管理と安全データサービスを市場を牽引するリーダーでもあり、船舶性能モニタリングと航海最適化のためのクラウドベースのソリューションは、脱炭素化を進める海運業界を支援しています。   当報道に関するお問い合わせ先   ロヒニ・ラカーニ (英語) ブルー・コミュニケーションズ E: rohini@blue-comms.com   吉田 麻貴(日本語) スターマリン・バブリックリレーションズ E:maki@starmarinepr.com  

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