October 27, 2026
NAPA User Meeting 2026: 船舶設計の未来を変革する
船舶設計は、より緊密につながり、統合され、AIに支えられた働き方へと移行しつつあります。同時に、排出規制は「競争力のある船を造る」ことの意味そのものを変えつつあります。こうした変化に直面するなか、専門分野、組織、国境を越えて協力する力は、これまで以上に重要になっています。
NAPA User Meetingは、まさにこのような状況に対応するために存在しています。毎年、船舶設計者、造船会社、船級協会、学術界が一堂に会し、知見を共有し、互いに刺激を与え合い、次の方向性を形づくっています。Lloyd’s Register社のソフトウェアチームマネージャーであるEmma Fisher氏は、次のように語っています:
船舶設計に関わる幅広い分野の人々を結びつける、とても素晴らしい機会です。”
今年6月、ヘルシンキで開催された本イベントには、20か国・57の組織から100名を超える専門家が集まり、「Transforming the Future of Ship Design (船舶設計の未来を変革する)」をテーマに議論を交わしました。議論では、今日の船舶設計者にとって最も重要な課題が取り上げられました。増大する設計の複雑さをどのように実際の設計に落とし込むか、分断されたワークフローからいかに真に統合されたものへ移行するか、AIがこの職業にとってどのように生産性を高める存在になりつつあるか、そして運航シミュレーションが、実際の海象条件で引き渡し直後から性能を発揮する船の設計をどのように支援しているか、といった点です。
こうしたオープンな意見交換の精神こそが、このイベントが毎年価値あるものとなっている理由です。Nevesbu社のNaval Architecture部門マネージャーであるLennard Buitendijk氏は、次のように語りました:
NAPA User Meetingは、経験を共有し、現在の品質レベルを維持しながら、さらに高めていくうえで非常に有益です。”
ヘルシンキで取り上げられた内容の全容は、イベントレポート全文をご覧ください。