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NAPA Viewerを発表 ―3D船舶設計プロセスを強化

新しいウェブ・アプリケーション技術を用いたNAPA Viewerは、船舶設計における関係者間のより良いコラボレーションを実現し、3Dモデルベースの図面承認業務(3DMBA)をサポートします。 

フィンランドヘルシンキ – 2021年6月14日 – 海事ソフトウェア、サービス、データ分析のリーディングカンパニーであるNAPAは、本日、新しいウェブアプリケーションのNAPA Viewer」を発表しました。 この共同作業基盤を用いれば、船級協会、船主、造船所など船舶設計プロセス全体の関係者は、最新状態の3D船体モデルをウェブブラウザで確認でき、そのモデルに直接コメントすることができます。また、板厚などの属性情報の確認や寸法計測、2D断面表示が可能です 

NAPA Viewerは、設計プロセスに関わる関係者間のコミュニケーションを容易にすることに加え、費用対効果が高く、直感的に使えることが特徴です。最新のストリーミング技術を採用することで、NAPAシステムの使用者が作成したNAPA 3D船体モデルを、ユーザー企業のサーバーからインターネットブラウザを介して複数の関係者に直接共有することができます。3Dモデルを披露するにあたり、形状などの機密情報へのアクセスを制限することで、造船所が商業的に守られるようにしています。 

NAPA Viewerを導入することで、3DMBAでの利用を促すだけでなく、3Dモデルを介したコラボレーションを増進することで、海事産業のデジタル化に寄与します。設計者はより素早く検討が行なえ、より迅速に設計変更に対応できることにより、設計プロセスが加速されます。 

ウェブブラウザ上でNAPA 3Dモデルを簡単に閲覧できるNAPA Viewer 

NAPA Design Solutions事業部 部長 プロダクトマネージャ Tapio Hulkkonenユーザーの皆様にNAPA Viewerの発表をご案内できることを大変光栄に思います。NAPA Viewerは、ソフトウェアを追加インストールすることなく複数の関係者間で利用できる手頃で使いやすいソリューションです。全世界の新造船の90%以上がNAPAの顧客企業によって建造されており、NAPA Viewerを通じてこの多忙な時代の船舶設計の進化と効率化に寄与できることを願っています。」

NAPA Viewerの主な機能は、オブジェクトの表示を制御する部材配置ツリー、2D断面表示、3Dモデルに注釈やファイルを添付可能なコメント機能寸法計測ツール、3Dクリッピングです。 

NAPAについて
NAPAは、30年以上にわたる事業活動の中で、安全で、よりスマートで、持続可能な海事産業の実現を支援するのためのソフトウェア、サービス、データ解析のグローバルリーダーとなりました。 

NAPAグループは、ヨーロッパ、アジア、アメリカの10カ国に190名の従業員を擁し、グローバルに事業を展開しています。現在、420社の顧客企業がNAPAの船舶設計ソリューションを採用し、約3,000隻の船舶にNAPAが搭載されています。また、クラウドベースの運航支援サービスの加入者は年々増加しています。 

 

 

お問合せ先:
NAPA Japan 株式会社
TEL: 078-325-2160 / E-MAIL: japan@napa.fi

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