November 14, 2025
NAPAのPeople Buddy制度─社員の成長と働きがいを支える社内のしくみ
NAPAでは、私たちのマネジメントモデルであるセルフマネジメントを強く信じています。セルフマネジメントとは、人は信頼され、自由と責任を持って自身の成長・学び・ウェルビーイングを導くことでより良く成長できるという考え方です。しかし、それは誰もが一人でやらなければならないという意味ではありません。
この文化を支えるために、私たちはNAPA People Buddyという制度を導入しました。これは、社員が仕事面でも個人面でも、振り返り、成長し、支えられていると感じられるよう設計された、同僚によるサポート役を指します。

People Buddyとは?
People Buddyとは、信頼できる同僚のことです。自分で選ぶ相手であり、個人的な1対1の対話を行う存在です。指示を出したり、何をすべきかを教えたりするのではなく、コーチングスタイルで関わります。つまり、適切な質問を投げかけ、振り返りを促し、考えを整理する手助けをします。これは、上下関係のないサポートの形です。心理的に安全な空間で、率直で人間らしい会話をすることが目的です。
それぞれの方法で成長を支援
私たちのようなセルフマネジメントの職場では、学びは年に一度のイベントではありません。継続的で、個別化され、自発的に行われるものです。People Buddyは、同僚が目標を明確にし、成長の機会を探し、個人的・職業的な方向性に合ったリソースを見つける手助けをします。これは、自分の強みを見つけ、それを活かしながら自信を持って前に進むための支援です。
ウェルビーイングも大切
仕事は成果だけでなく、社員の「気持ち」も重要です。People Buddyは、同僚のウェルビーイングにも気を配ります。必要に応じて追加のサポートが必要かどうかを見極め、率直でオープンな対話の場を作ります。これは、NAPAが健やかで意欲的に働ける職場であり続けるための、もうひとつの取り組みです。
誰がPeople Buddyになれるのか?
同僚を支援したいと考え、適切なスキルと考え方を持っていれば、誰でもPeople Buddyに自ら志願できます。私たちは、コーチング、心理的安全性、効果的な1対1の対話方法に関するトレーニングを提供しています。この役割は、Buddy自身にとっても、コミュニケーション能力やリーダーシップ力を高める絶好の成長機会です。
多様な選択肢のひとつ
People Buddyは、NAPAの既存のサポート手段を置き換えるものではなく、あくまで「追加の選択肢」です。人それぞれ成長の道は異なり、自分に合ったツールやサポートを自由に選べるようにしたいと考えています。
全社員にメリットのある文化
People Buddyは個人に焦点を当てた制度ですが、組織全体の強化にもつながります。人は支えられていると感じると、モチベーションが高まり、仕事に前向きに取り組むようになり、職場に定着しながら共に成長していく可能性が高まります。これは、信頼・対話・しなやかさといった、セルフマネジメント型の職場に不可欠な文化の醸成につながります。
つまり、People Buddy制度は、NAPAが最も大切にしている価値観─人を中心に考えること、互いに支え合うこと、そして誰もが成長し、「Enjoy working together」できる職場づくり─を体現しています。
この記事は、2025年11月12日にAnne-Mari KantolaによってLinkedInで初めて公開されました。
